「家売る幸作」は家を高く売る方法を知るための物語です

家を高く売る方法
家売る幸作4コマTOP-SP

 

提携不動産会社数1800社以上!1000万人以上が利用した一括査定サイト
イエウールロゴ
「家をより高く安全に売るにはどうすればいいの?」

マンション、一戸建て、土地。どの不動産を売るにしろ、売主の人なら必ずそう考えていることでしょう。

家を売るなら、事前に家を売るための知識を身につけなければなりません。

なぜなら…

家を売る人間(売主)に不動産売却の知識がなければ、
家の売却はかならず失敗するからです!
不動産会社に査定を依頼するのが無料だと知っていましたか?
なんだってー!無料で査定してもらえるのか!?
物件の情報を囲い込む悪質な不動産会社がいることを知っていましたか?
そんなの全然知らないよ…。

 

もしあなたも「家を売ることについて知らないことだらけだ…」と思ったのなら、ここでしっかり知識を身につけていきましょう。

まずは家がいくらで売れるのかを知ろう!

家を売る人がはじめに知っておくべきは、家がいくらで売れるのかです。

家がいくらで売れるのかがわかれば、

・家を高く売るためのパートナーになる不動産会社を選ぶことができる!
・家を売るための資金計画を建てることができる!

この大切な2つのポイントをおさえることができます。

まずは複数の不動産会社に「家がいくらで売れるのか」を聞いてみましょう。

ただ、貴重な休日を割いてまで、複数の不動産会社を回る必要はありません。

不動産一括査定サイトを利用すれば、複数の不動産会社に一括で査定を依頼できます。

不動産会社によって査定価格は違う

どの不動産会社に頼んでも査定価格なんて同じでしょ?

実のところ、不動産会社によって査定価格はバラバラなのです。

不動産一括査定サイトを利用して、2社の不動産会社に査定を依頼した結果をご覧ください。

↓査定結果はコチラ↓

A社の査定結果

A社の査定結果

B社の査定結果

B社の査定結果

 

幸作のリアクション

そう、まったく同じ家を査定してもらったにもかかわらず、

A社は1862万円、B社は2379万円、

査定価格に500万円以上の差があります!!

もし、B社の査定価格を知らずに、A社に売却をお願いしていたら…

知らず知らずのうちに

500万円以上損をしていることに!!

不動産会社の査定価格はなぜ会社ごとに違うの?

なぜ不動産会社によって査定価格に違いが出るかというと、不動産会社によって得意とする物件の種類やエリア、実績、抱えている顧客が異なるからです。

例えば、A町のマンションの売却をするために、一戸建ての売却が得意なB町の不動産会社に依頼しても意味がありません。

A町のマンションを売却するなら、A町のマンションを得意とする不動産会社に依頼する必要があるのです。

ただ、不動産のプロでもない限り、どの不動産会社が、どのエリアが得意で、どの種類の物件の売却を得意としているか判断できません。

だから、複数の不動産会社に査定を依頼して査定価格を比較することで、アナタの家を高く売ることができる不動産会社を見つけるのです。

不動産会社によって対応も違う

A4用紙一枚で届いた査定結果

また、不動産会社の中には、査定結果をA4用紙1枚で送ってくる業者もいます。

査定結果と一緒に届いた売却計画書

逆に、査定結果だけではなく、その査定額で売却するための販売活動計画書をセットで送ってくれる業者もいます。

査定ひとつをとっても不動産会社の対応はさまざま。複数社に査定依頼をすれば、査定価格だけでなく対応の誠実さも比較できます。

不動産一括査定サイトは手軽・安心・納得の3拍子

不動産一括査定サイトには、複数の不動産会社への査定依頼を、パソコンやスマートフォンでいつでもどこからでも無料で申し込むことができる手軽さがあります。

依頼に必要なのは、物件情報と査定依頼主の情報だけなので、入力には3分もかかりません

また、累計利用者数が1000万人を突破しているサイトもあり、安心して利用できます。

複数の不動産会社の査定価格を比較することで、いくらで家が売れるのかが把握できれば、そこからどれだけ費用と税金がかかるのかも算出できるので、事前の資金計画も建てられ、納得して家を売り出すことができます。

例えば…

仲介手数料=査定価格×3%+6万円+消費税
譲渡所得税=査定価格 -(取得費+売却費用)

などなど(費用と税金の詳細は後述しています)

家を売ると決めた方、家を売ろうか悩んでいる方、まずは不動産一括査定サイトを利用して、家がいくらで売れるのかを確かめてみましょう!

提携不動産会社数1800社以上!累計利用者数1000万人以上!『イエウール』

イエウールLPファーストビュー

『イエウール』は2014年から運用を開始した、新興の不動産一括査定サイトです。

その成長スピードはすさまじく、わずか3年あまりで累計利用者数は1000万人を突破、掲載不動産会社数も1800社以上に達するなど一括査定サイトの急先鋒です(本当?と思って数えてみたら1808社以上でした…)。

ラインでやり取りするように査定依頼ができるので、簡易査定を依頼するのに必要な時間は1分あれば余裕です。

提携不動産会社数が圧倒的に多く、アナタにあった不動産会社を早く見つけることができるでしょう。

日本で一番歴史のある不動産一括査定サイト『HOME4U』

HOME4Uトップ

『HOME4U』は日本で初めて誕生した不動産一括査定サイトです。

サービス開始から17年。積み重ねてきた実績と、運用元がNTTデータという安心感は売主の期待を裏切りません。

プライバシーマークの取得など、個人情報の保護に力を入れており、ネットで個人情報を入力することに不安な人も安心して利用できます。

また、1000社以上の不動産会社を比較できる一括査定サイトの中で唯一、業界トップ5に入る『野村の不動産+(プラス)』の査定を他社と同時に依頼することができます。

最大大手の不動産会社から、地元の地場中小不動産会社まで一括で比較でき、不動産一括査定サイトのパイオニアとしての地位を確立しています。

TVCMでもお馴染み!ホームズの不動産売却査定サービス

LIFULL HOME'S 不動産売却査定サービス

不動産ポータルサイト『LIFULL HOME’S(ホームズ)』が提供しており、売却から住み替えまでの流れをこのサイト1つでまかなうこともできるほど、ボリューム満点のサイトになっています。

その他の不動産一括査定サイトは、個人情報を不動産会社に送ることになりますが、『LIFULL HOME’S』の匿名査定なら、個人情報を不動産会社に送ることなく査定を受けることができます。

また、全国の各地の売買事例から相場を知ることができる、プライスマップというコンテンツも魅力的です。

不動産一括査定サイトを賢く利用して家を高く売る方法はコチラで解説しています。

是非ご覧ください。

家を高く売るための不動産一括査定サイトの賢い使い方

不動産会社の選び方

家がいくらで売れるのかがわかったら、売却を依頼する不動産会社選びです。

不動産会社選びは、大手不動産会社だから、近所で馴染みの不動産会社だからという理由だけで契約する不動産会社を決めてはいけません。

不動産会社を決めるときは、

・査定価格に明確な根拠はあるか
・売りたい家と同条件、または類似条件の売却実績があるか
・売主と真剣に向き合ってくれるかどうか

この3つのポイントに注目して選ぶようにしましょう。

売主と真剣に向き合ってくれるかかどうかはじっくり見極めるようにしてください。

査定価格で不動産会社を決めるのはNG

査定価格が高い不動産会社を選びたい気持ちはわかりますが、査定価格だけで不動産会社を選ぶのは止めましょう。

査定価格はあくまで査定価格であり、その価格通りで売却できるとは限りません。

会社の知名度や査定価格で不動産会社を選ぶのではなく、不動産会社の担当者を一緒に家を売るパートナーとして選ぶことが大切です。

もしもA社の方が査定価格が高いけど、B社の担当者の方が信頼できそうというなら、A社の査定価格でB社に売却を依頼しても大丈夫なので、査定価格だけでパートナーを決めないようにしてください。

「なぜ家を売るのか」その理由とは?

ライフルホームズプレス調べ|マンションや一戸建てを売却することになった理由ランキング

家を売る理由は千差万別。

不動産ポータルサイト『LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)』の調査結果からも、本当にさまざまな理由で、家を売る人がいることが分かります。

もし、ご自身の中で家を売る理由が明確になっていないのであれば、あらためて自分がなぜ家を売るのか確認しておきましょう。

まずは、家を売る理由を明確にすることが、家を売る第一歩です。

家を売る手順・流れとは?

売買契約書家を売る理由がはっきりしたら、手順に沿って家の売却を進めていきましょう。

家を売る手順・流れは大きく分けて

売却準備
売却活動
契約・引渡

の3つの段階に分けることができます。

売却準備

まずは売却のための準備です。

売却の準備のためには、複数の不動産会社に査定を依頼して査定価格を比較します。

そこで便利なのが、先ほどの不動産一括査定サイトです。

査定価格を比較した後に、媒介契約を結ぶ不動産会社を選びます。

不動産会社が決まれば、家の売り出し価格を決めます。

売り出し価格が決まれば、いよいよ売却スタートです。

売却活動

家を売るための準備ができたら、いよいよ不動産会社による売却活動がスタートします。

不動産会社は、アナタの家を売るために、レインズ(REINS)と呼ばれる不動産情報のデータベースや「SUUMO(スーモ)」や「LIFULL HOME'S(ホームズ)」など不動産ポータルサイトに物件情報を掲載したり、近隣住宅に物件チラシをポスティングしたり、さまざまな宣伝活動を行います。

不動産会社の宣伝活動が実ると、購入希望者があなたの家を見学にやってきます。

この見学会のことを内覧と言います。

内覧は売主が購入希望者に我が家の魅力を伝える絶好のチャンスです。

ただし、購入希望者に伝えるのは家の良いところだけではありません。

家にもし何か欠陥がある場合には、そのことも忘れずに伝えるようにしましょう。

売主には瑕疵(かし)担保責任があります。

買主が知りえなかった物件の傷みや欠陥を発見した場合に、売主は買主から損害賠償請求を受ける、もしくは売買契約自体を破棄される可能性があります。

そうならないためにも、住宅診断(ホームインスペクション)を受けておくといいでしょう。

平成30年から、不動産会社との契約時にホームインスペクションをするかしないか必ず確認されるようになりましたので、万が一に備え必ず利用するようにしてください。

内覧が終われば、購入希望者との価格交渉が待っています。

家を売るアナタは、できるだけ家を高く売りたいと思っているのでしょうが、家を買う方はできるだけ家を安く買いたいと思っています。

もし、購入希望者が値下げ交渉をしてきたら、可能な限りで対応してあげる姿勢を持ってあげてください。

家具や家電を残すなど、値下げ以外の方法で購入希望者にお得な特典を考えてあげるのもいいですよ。

契約・引渡

購入希望者との価格交渉がまとまれば、いよいよ売買契約を締結します。

契約は必ずしも書面にて行う必要はありませんが、不動産売買のような大きな金額が動く取引では売買契約書を用意します。

売買契約書は不動産会社が用意してくれますので、売買条件など内容をよく読んで署名押印していきましょう。

このタイミングで、買主から売主へ家の売却金額の10%ほどの「手付金」が支払われます。

この手付金は、売買契約を解約しませんよという保証金です。

一方で、売主であるアナタは、不動産会社へ仲介手数料を支払わなければなりません。

仲介手数料は、不動産会社が家を売却してくれたことに対する成果報酬です。

契約の締結が完了すれば、売買代金の決済と家の移転登記手続きを行います。

もし住宅ローンが残った家を売る場合には、残っているローンの完済をします。

登記手続きは、司法書士が必要書類を持って法務局へ行ってくれるので、その報告を待ちます。

決済完了後には、公共料金や固定資産税の日割り負担分など諸費用の清算を行います。

ここまでのすべての作業を終えて、最後に家の引渡しです。

引渡し当日は、買主に鍵を渡すだけで終えられるようにしておきましょう。

 

ここまでが、家を売る流れになります。

この流れで家を売る期間は、およそ3ヶ月~半年程度だと思っておいてください。

大きく分けて3つの段階(売却準備、売却活動、契約・引渡)があり、その中にそれぞれ

売却準備…物件の査定、不動産会社の選定、売り出し価格の決定
売却活動…不動産会社による広告掲載、購入希望者の内覧、買主との価格交渉
契約・引渡…売買契約締結、決済と移転登記手続き、買主への引渡し

という9つの手順があることを覚えておきましょう。

短期間で家を売りたいなら買取を利用する

もしどうしても短期間で早く売ってしまわなければならないのであれば、買取という方法もあります。

買取では、不動産会社に買い手を探してもらうのではなく、直接不動産会社が家を買い取ってくれるため、売却活動をする必要がなく、売却までの期間が短くて済みます。

しかし、買取価格は仲介での売買価格相場と比べて、70%程度までにしかなりません。

なので、家を高く売るためには仲介による売却を選ぶことをおすすめします。

そして、仲介による売却の流れの中で、売主であるアナタに特に注目していただきたいのが、物件の査定、不動産会社の選定、購入者の内覧です。

家の査定はどうすればいいの?

家の査定をされているところアナタの家を売るために、まずは不動産会社で物件を査定してもらいましょう。

繰り返しますが、物件の査定は必ず複数の不動産会社に依頼するようにしてください。

複数の不動産会社に査定依頼をするには、先ほどご紹介した、不動産一括査定サイトを利用するのがおすすめです。

不動産一括査定サイトのイメージ図_幸作だけ 不動産一括査定サイトのイメージ図_幸作以外

不動産の査定には、データをもとに査定価格を算出する机上査定(簡易査定)と、担当者が直接物件を見て査定する訪問査定があります。

まずは不動産一括査定サイトで、できるだけ多くの会社(5~6社程度)に机上査定を依頼しましょう。

提示された査定価格や売却プランを気に入った不動産会社があれば、訪問査定を依頼してください。

査定を受ける前に必ず相場をチェック

相場価格査定価格が適正かどうか判断するために、事前に周辺エリアの相場価格を調べておきましょう。

相場価格を調べるためには、不動産ポータルサイトで実際に売却中の家の価格を調べるのも方法ですが、売り出し価格は、成約時には値下がりしている可能性が高いです。

レインズマーケットインフォメーション土地総合情報システムというサイトでは実際にマンションや一戸建てが成約した価格を調べることができますので、成約価格相場もチェックしておきましょう。

査定を受ける前に相場価格を調べる理由

不動産会社の査定を受ける前に相場価格を調べておくべき理由は、査定価格から売却のパートナーになる不動産会社を選ぶためです。

不動産会社の査定価格を見て、瞬時にその価格が高いか安いか判断できる人は不動産のプロを除いていないはず。

しかし相場価格を知っていれば、不動産会社の査定価格が高いか低いかを判断できます。

相場価格と査定価格を比較すればいいのです。

相場価格より高額な査定価格を提示してくれた不動産会社を選ぶことで、家を高く売ることができる可能性が上がります。

相場価格よりも低い査定価格も無視はできない

一方、相場価格よりも安く見積もられた査定価格を無視してしまうのは軽率です。

もしかすると、安く査定した不動産会社しか知らない情報、相場価格よりも安く見積もらざるを得ない理由を持っているかもしれません。

査定を受けたからとはいえ、必ずその不動産会社と契約する必要はありませんので、なぜその価格になったのか根拠を聞き出しておきましょう。

不動産会社との契約方法って?

不動産会社の担当者査定の結果が揃えば、家を売るための媒介(仲介)契約を結ぶ不動産会社を選びます。

媒介契約とは、不動産会社に家の売却ために購入希望者との仲介役をしてもらうための契約です。

媒介契約には、一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約の3つの種類があります。

  一般媒介契約 専任媒介契約 専属専任媒介契約
契約できる
不動産会社数
複数 1社 1社
売主への
報告義務
なし 2週間に1回 1週間に1回
レインズへの
登録義務
なし 契約後7日以内 契約後5日以内
契約期間 規定なし 最大3ヶ月 最大3ヶ月
個人間売買 できる できる 仲介が必要

3つの媒介契約の違いは、上記の表のようになります。

一般媒介契約の場合、複数の不動産会社と媒介契約が可能なので、不動産会社を1社に絞り込む必要はありません。

ただ、多くの不動産会社と契約するほど、家が売れる可能性が高くなるわけではありません。

仲介によって不動産会社が得られる報酬は、売却に成功したときの仲介手数料のみです。

不動産会社が必死に購入希望者を探すための宣伝費をかけても、他の業者が売却に成功すれば報酬は一切ありません。

そのため、不動産会社との媒介契約は、専属専任媒介契約をおすすめします。

専属専任媒介契約は、売主にとっていちばん縛りの強い媒介契約です。

一方で、不動産会社に課せられた義務も多く、他社に成功報酬を取られる心配もないので、家を高く売るための売却活動が期待できる契約方法と言えます。

個人でも家は売れる?

ちなみに、不動産会社と契約せずとも、アナタが自分自身で見つけた買い手に家を売ることは可能ですが、個人で家を売ることは決しておすすめしません

不動産の個人で家を売る場合には、不動産会社が行うような、不動産ポータルサイトへ物件情報の掲載ができず、買い手を探すのが非常に困難です。

もちろん、書類の作成やトラブル処理も全て自己責任です。

書類の中でも、物件の状態を事細かに示した重要事項説明書代わりの書類に不備が合った場合には、購入希望者が住宅ローンを利用できない可能性も高くなります。

個人間売買は、売り手にも買い手にもデメリットがあり、リスクも大きいので避けた方がいいでしょう。

※ただし、不動産会社が仲介を扱ってくれない不動産(田舎過ぎて売れる見込みがないなど)では、どうしても個人間で売買しなければならないこともあります。

その場合、売買契約書や重要事項説明書の作成だけを引き受けてくれる不動産会社もありますので、売却を諦めないでください。

購入希望者の内覧って?

室内風景内覧は事前の準備がとても大切になります。

ただ、内覧のためにわざわざ別の住居に仮住まいする必要はありません。

家を売るための内覧のコツは、

①掃除を徹底的に行う
②空気の入れ換え・換気をする
③とにかく部屋を広く見せる
④とにかく部屋を明るく見せる
⑤すべての部屋と収納を見せる
⑥内覧の対応は女性が行う
⑦住んでいた人にしかわからない情報をすべて伝える
⑧購入に至らなくても、なぜ購入に至らなかったのか理由を聞く
⑨買い手のキモチになる

の9つです。

これらの内覧のコツを押さえていれば、売却する家に住みながらでも、内覧をすることができます。

家を売るときにかかる費用って?

費用はいくら家はタダでは売れません。

家を売るときには、

・不動産仲介手数料
・印紙税

さらに、住宅ローンがある人は

・住宅ローン残債の完済と抵当権抹消登記費用

が必要になります。

不動産仲介手数料

不動産仲介手数料は、不動産の売却を仲介した成功報酬として、不動産会社に支払うお金のことです。

仲介手数料の額は、不動産会社によって様々ですが、上限が設定されています。

不動産仲介手数料の上限は、

売却価格×3%+6万円+消費税

となります。

印紙税

印紙税は不動産売買契約書に貼る収入印紙代です。

売買契約書に記載された金額 収入印紙代(印紙税)
101万円~500万円 1000円
501万円~1000万円 5000円
1001万円~5000万円 1万円
5001万円~1億円 3万円
1億1円~5億円 6万円

印紙税の金額は売買契約書に記載されている金額によって異なります。

上記の表の通りになりますので、確認しておいてください。

住宅ローン残債の完済と抵当権抹消登記費用

住宅ローン実は、住宅ローンを組んで購入した家を売る場合、住宅ローンを完済して抵当権を抹消しなければ、家を売ることができないのです。

抵当権とは、万が一家の所有者(債務者)が住宅ローンの返済ができなくなったとき、銀行などの金融機関がその家を競売にかけるなどして、強制的に債権を回収する権利のことです。

抵当権を抹消するためには、住宅ローンをすべて返済し終える必要があり、一般的に、家の売却金額のほとんどが住宅ローンの完済のために充てられることが多いです。

もし、家の売却金額が住宅ローン残債に及ばないときは、差額を自己資産で埋める必要があります。

つまり、【住宅ローン<売却価格+貯金などの自己資金】になることが理想です。

残っている住宅ローンを上回る金額で家を売却するためにも、家を高く売ってくれる不動産会社を見つけなければなりません。

 

無事に住宅ローンを完済すると、借り入れていた金融機関から抵当権抹消のための書類が送られてくるので、司法書士に抵当権抹消手続きを依頼しましょう。

この際には、司法書士に支払う報酬が発生しますが、抵当権抹消登記は素人ではとても難しく、書類に不備があったにもかかわらず、役所から指摘がないまま抵当権が抹消されていなかったなんてこともあります。

抵当権抹消登記は司法書士にお任せするのが得策です。

住宅ローンが残っていてる家を売る方法|任意売却

もし、どうしても住宅ローンの完済ができない場合には、任意売却をすることになります。

任意売却は、金融機関の承諾を得て、ローンを残したまま家を売る方法であり、競売と比較すると、3つのメリットがあります。

メリット①市場相場価格に近い価格で売約されることが期待できる

競売ではほとんどの場合、市場の相場価格の50~60%の値しかつきません。

一方、任意売却では、通常の不動産売買の手はずで売却をするため、市場の相場に近い価格で売却できる可能性が高いです。

債務者にとっては、売却後のローン残債を少しでも減らすことができますし、債権者にとっても、確実に回収できる金額が増えることになります。

ただし、任意売却の場合、最終的な売り出し価格は、売却する家の所有者(債務者)ではなく、不動産会社と債権者が話し合って決めることになります。

早期の売却が求められるため、相場価格の通りに売れるとは考えず、相場価格よりも少し安い売り出し価格が設定されると覚えておきましょう。

メリット②売却にかかる費用を用意しなくてもいい

通常の不動産売却なら、家を売るための費用が多く発生します。

不動産会社に仲介を依頼したときには、不動産仲介手数料、部屋を掃除したときのハウスクリーニング代や、司法書士に依頼する登記費用、印紙税などです。

これらの費用は、売買代金から徴収されるため、手元の資金を用意することなく家を売ることができます。

逆に言うと、売買代金のすべてが、返済に充てられるわけではないということなので、その点は忘れずにいておいてください。

2000万円のローン残債を残した家が、2000万円で売却できたとしても、売却費用に200万円かかったとすれば、この200万円はローン残債として、今後返済していかなければなりません。

メリット③残ったローン残債は無理のない範囲で返済できる

元々は住宅ローンを借り入れた銀行などの金融機関が持っていた抵当権と債権ですが、任意売却をする際には、保証会社や債権回収会社に譲り渡されています。

さらに、任意売却をすることで、抵当権が抹消され、残った債権は、担保がないローンに変化します。

担保があれば、万が一支払いが滞っても、確実に回収していくことができますが、担保がない為に、確実に回収していくためには、債務者の経済状況に合わせた返済プランが必要になります。

そのため、任意売却後には、残ったローンの返済計画に柔軟な対応をしてくれる債権者が多いです。

また、一部には売却後の引っ越し費用を負担してくれたり、早期返済のためにローン残債を減額してくれたりするケースもあるようです。

任意売却にはデメリットもある

競売と比べるとメリットの多い任意売却ですが、デメリットもあります。

それは、信用情報機関(ブラックリスト)に登録されてしまうということです。

任意売却を利用するためには住宅ローンを滞納しなければならないため、ブラックリスト入りは避けられません。

非常にリスクが高い方法なので、どうしても住宅ローンが払えなくなった人の最終手段として覚えておきましょう。

住み替え(買い替え)をするなら

住み替えまた、住み替えのために家を売るのであれば、住み替え先の家の住宅ローンに、売却する家のローン残債を組み込める住み替えローンが利用できます。

住み替えローンを利用すれば、旧居を売却した後で残ってしまった住宅ローンを、新居を購入する際の住宅ローンに上乗せすることが可能です。

例えば、2000万円の住宅ローンが残っている旧居を1500万円で売却し、3000万円の新居を住み替えローンを利用して購入するとします。

2000万円 – 1500万円=500万円

この500万円を新居のローンに組み込むことで、ローンが残ってしまった旧居を売却することができます。

ただし、このローン残債500万円を、新居の住宅ローンに組み込むため、3000万円の新居を3500万円の住宅ローンで購入することになります。

つまり、新居はオーバーローンで購入せざるを得ないということです。

家の売却と住み替え先の購入の決済日を合わせなければいけないなど、条件も厳しくはあります。

どうしてもローンの完済が難しい場合は住み替えローンの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

家を売った後にかかる税金って?

税金家を売った後には、家を売って得た利益に応じて、不動産譲渡所得税(所得税+住民税)を納めなければなりません。

家を売って得た利益を課税譲渡所得と言いますが、家が売れた代金をそのまま利益とするわけではありません。

課税譲渡所得は売却金額(譲渡収入)から取得費譲渡費用(売却時の仲介手数料など)を差し引いた金額になります。

取得費とは、売却した家の購入価格から、経年による劣化に相当する金額(減価償却相当額)と購入にかかった諸費用(購入時の仲介手数料など)を差し引いた額になります。

  耐用年数(事業用) 減価償却費相当額
木造 33年(22年) 購入金額×0.9×0.031(償却率)×経過年数
軽量鉄骨 40年(27年) 購入金額×0.9×0.025(償却率)×経過年数
鉄筋コンクリート 70年(47年) 購入金額×0.9×0.015(償却率)×経過年数

減価償却相当額は、上記の表のように建物構造の耐用年数によって変化します。

また、居住用として利用していたのか、賃貸アパートなど事業用だったのかによっても変化します。

なお、土地に関しては減価償却がありません。

あくまで建物のみにかかる目減りの額になります。

家を売るときの税金には控除があります

また、売主が住んでいた家を売却した場合には、「居住用財産の売却における3000万円の控除」が適用されます。

よって、住んでいた家を売却したときの課税譲渡所得額は、

課税譲渡所得=譲渡収入-取得費-譲渡費用-3000万円

と覚えておきましょう。

ただし、控除を受けるためには、必ず確定申告をしなければなりません。

その他、税金の控除を受けるためには確定申告の必要がありますので、家を売った後には確定申告に行くことを忘れないようにしましょう。

家の所有期間で譲渡所得税率が変わる

ではいくら税金を納めるのかというと、不動産の所有年数によって税率が変わってきます。

購入年月日から不動産を譲渡した年の1月1日が5年と1日以上経過している場合は長期譲渡所得税となり、5年以内の場合は短期譲渡所得税となります。

 

譲渡所得の税率
(所得税+住民税)
課税譲渡所得
1000万円の場合
短期譲渡所得 39%(30%+9%) 納税額:390万円
長期譲渡所得 20%(15%+5%) 納税額:200万円

短期譲渡所得税の方が、長期譲渡所得税に対して倍近く高い税率となっています。

なお、不動産を譲渡した日は、売買契約日か引渡し日のどちらかを選ぶことができます。

税額を抑えたいのであれば、物件引渡し日のタイミングが大切です

2037年までは復興特別所得税が2.1%加算されることも注意しておきましょう。

家を高く売る方法って?

家が高く売れたさて、家を売るのにも結構なお金がかかることを知ったあなたは、“家を高く売らないといけない”とお思いなのではないでしょうか。

家を高く売るためのコツは3つあります。

①家の売却価格を知る
②ベストな不動産会社を選ぶ
③内覧の準備・対応を最大限行う

この3つのコツ、ここまでお読みの方であれば、もうすでに身につけていらっしゃるのではないでしょうか。

そう、家を売る手順でご紹介した3つのポイント(物件の査定、不動産会社の選定、購入者の内覧)こそ、家を高く売るために必要なコツだったのです。

この3つのコツの中で、家を売るアナタが最初に出来ることは、家の売却価格を知ることです。

繰り返しになりますが、家の売却価格を知るために、複数の不動産会社に査定を依頼してください

そして、複数の不動産会社に査定を依頼したい時に便利なのが

 

不動産一括査定サイトです!

 

不動産一括査定サイトを利用して家を高く売ろう!

大手から地場中小まで1800社以上の不動産会社と提携する『イエウール』

イエウールLPファーストビュー

『イエウール』は2014年から運用を開始した、新興の不動産一括査定サイトです。

その成長スピードはすさまじく、わずか3年あまりで累計利用者数は1000万人を突破、掲載不動産会社数も1800社以上に達するなど一括査定サイトの急先鋒です(本当?と思って数えてみたら1808社以上でした…)。

ラインでやり取りするように査定依頼ができるので、依頼するのに必要な時間は1分あれば十分です。

提携不動産会社数が圧倒的に多く、アナタにあった不動産会社を早く見つけることができるでしょう。

不動産一括査定サイトを利用すれば、複数の不動産会社への査定依頼を、パソコンやスマートフォンでいつでもどこからでも無料で申し込むことができます。

不動産一括査定サイトは、数多く存在しているので、コチラのページにおすすめの不動産一括査定サイトをまとめさせていただきました。

是非参考にしていただいて、納得のいく売却を実現してください。

家を高く売るための不動産一括査定サイトの賢い使い方

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最後に

このサイトは、家を売りたい家島幸作(いえしまこうさく)と彼をサポートする三軒茶屋久美(さんげんちゃやくみ)によって進行します。

2人と共に、家を高く売るための知識を身につけ、満足のいく不動産売却を成功させましょう。

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