【オウチーノの特徴】査定の流れ・メリット・デメリットまで徹底解剖
2018/04/04 投稿 2019/02/27更新
今回は、数ある不動産一括査定サイトの中から、不動産に関する知識を身につけ、田舎の物件を売りたい人におススメの『オウチーノ』をご紹介します。
『オウチーノ』とは?
利用者数 |
累計利用者数150万人以上 |
対応地域 |
全国47都道府県 |
対応不動産 |
- 分譲マンション
- 一戸建て
- 土地
- ビル一室
- アパート一棟
- ビル一棟
- 工場・倉庫
- 店舗・事務所
- 収益物件
- 市街化調整区域(建物)
- 市街化調整区域(土地)
- 農地・畑・田んぼ
- 山林
|
提携不動産会社数 |
500社以上 |
運用歴 |
2008年スタート |
運営会社 |
株式会社オウチーノ|2003年 設立 |
『オウチーノ』は2008年にスタートした、不動産ポータルサイトとして有名なサイトです。
一括査定のみならず、様々な不動産に関わる情報が集まったサイトになっています。
株式会社オウチーノ トップページ
現在は東証マザーズに上場するまでに成長した、不動産情報を発信するIT企業です。取締役会長にはクックパッドや価格.comでも社長を歴任した穐田誉輝氏が就いており、今後も成長が期待されます。
『オウチーノ』の強みとは?
『オウチーノ』の最大の強みは、査定できる物件の種類に市街化調整区域が明示されていることです。
市街化調整区域とは、都市計画法によって「市街化を抑制すべき」と定義された区域のことです。
選べる物件の種類
日本の国土の約1割は、市街化調整区域です。この区域で新しい建物を建てたりするには、都道府県知事から許可が必要なため、なかなか買い手がつかないことが多いです。
それを扱ってくれる不動産会社が揃っているから、『オウチーノ』は選べる物件の種類に市街化調整区域を入れられるんだな!
不動産ポータルサイトオウチーノ
オウチーノで出来るのは、一括査定だけではありません。
不動産に関わる様々な知識を身につける、総合サイトとしても利用できます。
オウチーノ不動産相場
特におススメしたいのが、オウチーノ不動産相場です。住所や駅名などから、周辺の物件の価格相場を知ることができます。築年数、駅からの距離、専有面積によってさらに詳細なデータを絞ることができるので、まずは家の相場が知りたいという方には、是非利用してもらいたいですね。
査定価格と見比べれば、不動産会社を決めるヒントにもなります。売り出し価格を決めるときの参考にもしたいですね。
『オウチーノ』を使った不動産一括査定の流れ
『オウチーノ』では、カンタンな入力作業で一括査定を依頼することができます。
オウチーノ 査定の第一歩
まずはトップページで、不動産の種類、不動産の所在地を選択・入力しましょう。
オウチーノ 査定画面-1
画面が変わり、物件所在地、現在この住所にお住まいですか、面積、築年数、間取り、現在の状況を選択・入力します。
オウチーノ 査定画面-2
続いて、物件の所有者・名義人、売却検討時期、査定方法、買い替え希望、リフォーム歴、要望・質問・相談を選択・入力していきます。
オウチーノ 査定画面-3
最後に、お名前、フリガナ、メールアドレス、電話番号、ご希望の連絡時間を選択・入力します。
すると、査定依頼をすることができる不動産会社が一覧で表示されますので、依頼したい不動産会社を選んで、送信ボタンを押します。
不動産会社のポイントがそれぞれに書かれているから、選ぶとき便利だね!
表示されたすべての不動産会社を選択することができますが、多く選びすぎると対応が大変なので、3~6社程度に留めておきましょう。
『オウチーノ』のメリット・デメリット
これだけたくさんの不動産一括査定サイトがあるんだから、『オウチーノ』だっていいところばかりじゃないんだろ?
たしかに。『オウチーノ』を利用するにあたって、メリットはとても多いですが、気をつけなければいけないこともあります。
メリット
『オウチーノ』のメリットは、やはり市街化調整区域の査定ができることです。
加えて、山林も査定依頼することができるので、田舎にある不動産を売りたい人にとっては、利用するべき一括査定サイトだと言えます。
他の不動産一括査定サイトでは、査定対象の物件に市街化調整区域の選択肢はありません。あるいは、「その他」の項目から依頼可能かもしれませんが、査定自体ができないケースが多いです。
それだけ不動産会社にとっても取り扱いが難しいってことだよな?
そうですね。つまり、市街化調整区域を選択肢に入れ込んで依頼ができるということは、優秀な不動産会社のみと提携しているということです。
デメリット
でも、提携不動産会社数が500社っていうのは物足りなく感じるな。
確かに数字だけ見ると少なく思えますよね。提携不動産会社が少ないということは、対応しているエリアのカバー率も少ないということです。
いいえ、『オウチーノ』は数の上では500社ですが、エリアカバーはしっかりとしています。「お住まいの地域から不動産会社を探す」を見ると、かなり細かいエリア区分で不動産会社を紹介してくれます。
都道府県から不動産会社を探す
本当だ!でも、せっかく市街化調整区域の査定が依頼できるのに、田舎ほど比較できる数は少なくなるね…。
たしかに。運営会社が東証マザーズ上場企業であるため、かなり厳しい基準を不動産会社に対して設けているのでしょう。厳選された500社であるとも言えますが、他の一括査定サイトと比べれば物足りなく感じてしまいますね。
また、不動産ポータルサイトの一部という印象が強くいのも、一括査定が目的の利用者にとっては残念なポイントかも知れません。
以前は、「住まいソムリエ」というサービスがあったのですが現在は姿を消しています。
現在は、どちらかと言えば、売却より購入の方に力を注いでいるようです。
とはいえ、売却の前に多くの知識を身につけることはとても大切です。
知識を身につけてから査定、っていう流れをひとつのサイトで完結できるのは嬉しいな!
不動産に関する知識を身につけ、田舎の物件を売りたいのなら『オウチーノ』
ここまで『オウチーノ』についてお話してきましたけど、『オウチーノ』がどんな一括査定サイトかつかめましたか?
ありがとう!つまり『オウチーノ』は、不動産ポータルサイトとして多くの情報が掲載されていて、市街化調整区域の査定も依頼ができる。だから不動産に関する知識を身につけ、田舎の物件を売りたい人にオススメってことだろ?
オウチーノ トップページ
市街化調整区域の売却で悩まれている方も多いでしょう。
『オウチーノ』を利用すれば、きっと売却への道が開けるはずです。