【ライフルホームズ】不動産会社の営業を受けずに一括査定をする方法

しつこい営業をされないための3つのルール

不動産一括査定サイトを利用すると、複数の業者から査定価格を聞くことができるのがメリットです。

しかし、裏を返せば依頼した数だけ不動産会社から営業を受けることにもなります。

売却を目的とした査定を依頼しているので、不動産会社が営業してくれるのはむしろありがたいことなのですが、「金額が知りたいだけ」という方にとっては少し億劫ですよね。

「他人からいきなり電話がかかってくるのが怖い」という方もいることでしょう。

そんな方でも、次に紹介する3つのルールを守れば、しつこい営業を受けることなく一括査定を依頼することができます。

ライフルホームズで一括査定を依頼する

不動産ポータルサイトとして有名なライフルホームズは、全国1700社以上の不動産会社と提携した、一括査定サービスも展開しています。

ライフルホームズの特徴

ライフルホームズの特徴は次の３つです。

提携している不動産会社が多いほど、カバーしているエリアも広いため、田舎の住まいでも複数社に査定依頼できる可能性が高くなります。

テレビCM多く放映されており、抜群の知名度を誇る会社のサービスなので、安心して利用できるのも嬉しいポイント。情報セキュリティも万全です。

LIFULL HOME'S 査定画面

そして、任意項目にて希望の連絡方法を選ぶことができます。

つまり、ここでメールを選択しておけば、いきなり不動産会社から電話がかかってくる心配をしなくてすむのです。

希望連絡方法はメールを選択する

希望連絡方法をメールにすれば、不動産会社からの最初の連絡はメールで送られてきます。

ライフルホームズ自体が提携している不動産会社を厳しく取り締まっているため、「メールを選択したのにいきなり電話がかかってきた」ということはまずありえません。

最初に送られてきたメールには必ず返信する

メールを選択しただけでは安心しないでください。

たしかに、希望連絡方法をメールにすれば、最初の連絡はメールで届きます。

しかし、届いたメールを放置しているとほぼ100％の確率で不動産会社から電話がかかってきます。

不動産会社にとって査定は営業

不動産会社にとって、査定を依頼した人は、自社と契約して家を売ってくれるかもしれない売主候補。つまり大切なお客様です。

メールで連絡してくださいと言われてメールを送ったのに、何の返事もなければ、「メールが届いていないのかも知れない」と思って電話確認をするのは、仕事を依頼された者として当然のことと言えます。

送られてきた最初のメールには必ず返信をするようにしてください。

【実録！】しつこい営業一切ナシの一括査定

ライフルホームズの一括査定を使ってみた

この3つのルールに従い、利用するのはライフルホームズの不動産一括査定サービスです。

任意項目の希望連絡方法も、ちゃんとメールを選択しました。

今回は、5社の不動産会社に査定を依頼。決して都会とは言えないエリアにあるマンションが、5社に査定依頼できるのはさすがライフルホームズと言わざるを得ません。

まずは自動返信メール

査定を依頼してすぐ、ライフルホームズからの自動返信メールが届きました。

ライフルホームズだけでなく、依頼した不動産会社からも自動返信のメールが届きました。

自動返信のメールに対しては、こちらが返信する必要はないので安心してください。

翌朝1社からメールが届く

A社から届いたメール

翌朝。依頼した不動産会社のうちの1社【A社】からメールで連絡が来ました。

任意項目をしっかり見て連絡をくれたことが分かり一安心でしたが…。

最初に届いたのは査定結果ではなく、家に伺わせて欲しいという営業メールでした。

これは嫌な予感がすると思い、すぐに返信（ルールをしっかり守ります！）。

訪問は結構ですと返信

A社に送った返信

今回は、備考欄に周囲に知られたくないとも記入しておいたので、少し語気を強めて「訪問していただかなくても結構です」と返信しました。

すると、査定には数日かかるので査定価格が分かり次第連絡しますと返信がありました。

数分後に別の業者からもメールが

B社から届いたメール

先ほどの不動産会社に返信メールを送っている間に、別の不動産会社【B社】からもメールが届きました。

こちらは最初のメールに査定書がPDFで添付してありました。

先ほどの不動産会社のメールと比較すると、こちらの意思を尊重しようとしてくれていることが感じられる内容です。

返信後すぐに連絡が届く

B社から届いた返信

こちらの業者にもすぐに返信メールを送りました。

するとすぐに返信メールが届き「こちらからは、お電話を差し控えさせていただきます」と書かれてありました。

こちらから「電話をしないでください」と返信したわけではなかったので、この対応にはとても好感が持てました。

A社から査定書ができたと連絡

A社から届いた返信

数日後、A社から査定結果が出たと連絡がありました。

すると、今度は「A４数枚になるのでポストに投函しましょうか」と返信が。

「周囲に知られたくないと伝えていたはずなのに…」とは思い、メールで送ってくださいと再度連絡。

すると、査定書をPDFにまとめて送っていただけました。

送られてきたPDFの査定書は3枚分だったので、どうやら現地に来ることが目的だったのではないかと思います。

電話連絡一切ナシで査定価格がわかりました

ライフルホームズで一括査定を依頼してから1週間以内に、依頼した5社すべての査定価格を知ることができました。

結果として、電話連絡をしてくる業者は０（ゼロ）！

なお、返信したメールにはすべて「複数社に簡易査定を依頼しておりますので、必要な際にこちらからご連絡差し上げます」と記載しておきました。

それ以降、何度も連絡をしてくる不動産会社は1社もありません。

本気で家を高く売りたいなら

ここまでは、実際に一括査定を依頼して学んだ、しつこい営業を受けずに家がいくらで売れるのか知る方法をお伝えしました。

しかし、これはあくまで「今は家がいくらで売れそうか知れたらそれでいい」という人だけに試して欲しい方法です。

もし、本気で家を高く売りたいと思っているのであれば、不動産会社の営業をしっかり受けたうえで、不動産会社を比較するようにしてください。

大事なのは査定価格よりも担当者

一括査定サイトで比較するべきポイントは、査定価格が高いか低いかではありません。

一括査定を依頼すると、不動産会社は他の不動産会社も同じ家を査定していることがわかるので、依頼者の取り合いになります。

そのため、本来の適正価格よりも査定価格を釣り上げて、まずは契約を取りに行こうとする業者もいるのです。

売却査定はあくまで売れそうな価格

ここで覚えておいていただきたいのが、売却査定の価格はあくまでも「売れそうな価格」だと言うことです。

不動産会社は決して「その金額で買い取ります」と言っているわけではありません。

「この金額で市場に売りに出せば売れると思います」と言っているのです。

売り出し価格を決めるのは売主

その査定価格を参考にして、実際に売り出す価格を決めるのは、他ならぬアナタ自身です。

だからこそ、査定価格ではなく担当者の対応を見極めて、一緒に売却をサポートしてくれるパートナーを選ばなければなりません。

訪問査定で営業力を比較する

ではどうやって担当者を見極めるのかというと、訪問査定でしっかり営業を受けてください。

そして、この人になら売却を任せられる、この人にお願いしたいと思った相手に売却を依頼しましょう。

売主への営業が上手いということは、それだけ買主への営業も上手いということです。

他社の査定価格で売り出しても大丈夫

査定価格ではなく担当者が大事という最大の理由はここにあります。

この人に任せたいという相手が決まれば、「他社が〇〇円で売れると言っているんだけど」と相談してみてください。

「ウチの査定価格で売ってくれないとダメです」と言う人はいないはずです（その価格があきらかに規格外の場合は指摘してくれるでしょう）。

まとめ：3つのルールを守ればしつこい営業ナシで査定価格がわかる