マンションを売るなら売却も賃貸も査定できる一括査定サイトを選ぶ
マンションを高く売るための方法は、“アナタのマンションを高く買ってくれる買主と出会うこと”に尽きます。
特に、中古マンションは、一軒一軒の個別性が高く、定価というものが存在しないため、売主が“5000万円でマンションを売りたい”なら、“5000万円でこのマンションを買いたい”と考えている買主との出会いが必要不可欠です。
その出会いを手助けしてくれるのが、不動産会社であり、自分にピッタリの不動産会社を見つけるのに役立つのが、不動産一括査定サイトです。
住まなくなったマンションには、「売却と賃貸」2つの選択肢がある
マンションを即現金化しなければならないというのであれば、売却を選ぶべきですが、転勤で少しの間だけ家を離れる場合や、既に住宅ローンを完済している場合などでは、賃貸に出すことを考えていいでしょう。
ただし、賃貸を考える場合は、売却と賃貸を比較したときのメリット・デメリットを確認してから検討するようにしてください。
・まとまったお金が手に入る
・マンションにかかる定期的な支出がなくなる(固定資産税、管理費・修繕積立金など)
・固有の資産としてのマンションが無くなる
・家賃収入として定期的な収入がある
・将来的にもう一度住みなおすことができる
・借主が変わるごとに費用がかかる(リフォーム費用など)
・常に借主がいなければ、支出のみになる(固定資産税、管理費・修繕積立金など)
・家主としての責任が増える
賃貸物件として、十分な価値があるのかどうかは、不動産一括査定サイトで賃貸査定を受けてみるといいでしょう。
家賃の査定はもちろん、周辺で部屋探しをしている顧客の情報を持っている不動産会社が手を上げてくれるかもしれません。
不動産一括査定サイトを利用する前に準備すべき2つのこと
不動産一括査定サイトを利用する前には、
・不動産会社選びのコツを知る
この2つの準備が欠かせません。
相場価格の調べ方
相場価格は、インターネットを使って、過去の売買事例を調べることで把握することができます。
おススメは、
・土地総合情報システム
この2つのサイトです。
それぞれ、過去の売買事例が蓄積されたデータベースとなっており、売り出す家に近い条件の家を見つけ出すことができるはずです。
不動産会社の中には、相場価格と比較してあまりに高額な査定価格を提示してくる業者もあります。
その価格に根拠があればいいのですが、もしかすると、契約を取りたいだけ、売り物件をストックしておきたいだけの不動産会社である可能性があります。
不動産会社選びのコツとは
不動産会社を選ぶコツは、
・売り出す家に近い条件の売却実績があるかどうか
・売主と一蓮托生で売却活動に挑んでくれるかどうか
この3点です。
とくに、高額な査定価格に騙されないように、査定価格の根拠は、必ず聞き出すようにしてください。
もちろん、マンションの売却実績が豊富かどうかにも目を光らせておきましょう。
マンションを売却するのに、一戸建てばかりを扱ってきた不動産会社と契約しても、希望通りの売却を期待できません。
また、査定価格の根拠に納得ができ、実績も申し分ない不動産会社が見つかったとしても、一緒に売却活動に挑むパートナーになれるかどうかが肝心です。
家を売るためには、最低でも3~6ヶ月程度の期間が必要になります。
その期間を共にできるベストパートナーを選ぶようにしましょう。
マンションによって、不動産会社との契約方法は変わる
自分にピッタリの不動産会社を見つけることができれば、媒介契約を結び、売却活動をスタートさせます。
不動産会社と結ぶ媒介契約には、
・専任媒介契約
・専属専任媒介契約
の3種類があります。
一般媒介契約 | 専任媒介契約 | 専属専任媒介契約 | |
---|---|---|---|
契約できる 不動産会社数 |
複数 | 1社 | 1社 |
売主への 報告義務 |
なし | 2週間に1回 | 1週間に1回 |
レインズへの 登録義務 |
なし | 契約後7日以内 | 契約後5日以内 |
契約期間 | 規定なし | 最大3ヶ月 | 最大3ヶ月 |
個人間売買 | できる | できる | 仲介が必要 |
人気の立地、ブランドマンションは一般媒介契約がおススメ
立地条件の良いマンションや、ブランドマンションを売却するのであれば、一般媒介契約を2、3社と結び、高額での売却を競わせるのがいいでしょう。
売主と買主を仲介する不動産会社は、担当するマンションの売買契約が成立して初めて仲介手数料という名の報酬を得ます。
立地条件の良いマンションや、ブランドマンションの場合は買い手が見つかりやすく、高値で売却が望めるので、複数の不動産会社に競い合うように売却活動をさせるのが効果的です。
売却価格×3%+6万円+消費税
になります。つまり、高額で売買を成立させた方が不動産会社が得る報酬も増えるのです。
その他、一般的なマンションは専属専任媒介契約がおススメ
不動産会社が競い合ってくれるのは、残念ながら、高額でもすぐに買い手が決まりそうな人気マンションのみです。
その他の一般的なマンションは、一般媒介契約を結ぶと、競い合うどころか、他にとられる可能性を危惧して、ろくな売却活動をしてくれない可能性もあります。
なので、超人気マンションでない限りは、専属専任媒介契約を結び、信頼のおけるパートナーと二人三脚の売却を目指しましょう。
売却の査定も賃貸の査定もできるおススメの不動産一括査定サイト
30以上ある不動産一括査定サイトの中でも、売却の査定も賃貸の査定もできるおすすめサイトは、
・リビンマッチ
・RE-Guide
の3つです。
サイト名 | 実績 | 特徴 | 提携不動産会社数 | 運用歴 |
---|---|---|---|---|
マンション.navi | 累計利用者数360万人以上 | ・マンションを売却したい人向けに特化した一括査定サイト | 500社以上 | 2011年 |
リビンマッチ | 累計利用者数440万人以上 | ・売却以外にも、買取査定、賃貸管理資料請求、任売相談、リノベーション査定が一括で依頼できる | 1400社以上 | 2006年 |
RE-Guide | 累計査定数20万件以上 | ・最大10社の不動産会社に査定依頼ができる ・賃貸査定、リフォーム業者への資料請求が一括で申し込める |
600社以上 | 2006年 |
マンション特化型不動産一括査定サイト『マンション.navi』
マンション.naviは、名前が示す通り、マンションの売却に特化した不動産一括査定サイトです。
マンションの売却を考えている方は、必ず利用したい一括査定サイトになっています。
売却の査定はもちろん、同時に賃貸の査定を受けることができ、最大で合計9社(売却6社+賃貸3社)の不動産会社に査定を依頼できます。
また、マンション売却経験者の生の声が聴ける「リアルボイス」というコンテンツもあり、実際に売却に入る前に、貴重な体験談を知ることができます。
相場価格がすぐに調べられる「マンションのWEB相場価格」も備わっており、売主へのサポートも充実しています。
マンション管理会社に一括資料請求ができる『リビンマッチ』
リビンマッチは、売却のみならず、不動産業界の情報を総合的に扱うサイトです。
売却の一括査定、買取の一括査定、任意売却の一括相談、土地活用の一括資料請求、賃貸管理の一括資料請求、リノベーション会社の比較・相談、これらのサービスが無料でできるサイトになっています。
マンションの売却や賃貸を考えているのであれば、売却の一括査定と賃貸管理の一括資料請求この2つを活用して、売却、賃貸、いずれにせよベストな不動産会社を見つけましょう。
売却査定はもちろん、賃料査定とリフォーム見積り依頼が一括で出来る『RE-Guide(リガイド)』
リガイドは、売却の一括査定に加えて、マンションを賃貸に出したときの賃料査定、さらにリフォームの資料請求や見積り依頼が、複数社に依頼できます。
もちろん、賃料査定もリフォーム見積りも、一括で複数社に依頼できます。
つまり、リガイドを利用すれば、賃貸に出したときの家賃収入や、初期投資費用にいくらかかるかなど、売却か賃貸かを具体的な金額と一緒に比較検討することができます。
また、過去10年以上の査定依頼実績を閲覧することができるのも、運用歴が長く、実践が豊富なリガイドの特徴です。