家を高く売るために絶対に覚えたい3つの方法

2018/03/23 投稿 2019/02/27更新

最初に訪れた不動産会社契約したものの売却に失敗した幸作(詳しくは家売る幸作誕生秘話を)。

本当に自分の家が売れるのか、不安な様子です。

家をできるだけ高くけれど、いまいち、気持ちがついていかないようで…。

3500万円で買った家が2000万円まで値下げされても売れなかったのに、本当に高く売ることなんてできるのかな…。
家島さんの家が売れなかったのは、もちろん不動産会社の努力不足もあるけれど、家島さんが家を高く売るための知識を持っていなかったからでもあります。
家を売るのは不動産屋の仕事だろ?おれになにができるんだよ…。
家を高く売るために、家を売る本人、つまり売主にも努力は必要です。家を高く売るための方法は3つ、
・売り出す家の価格を知ること
・ベストな不動産会社を選ぶこと
・内覧の準備・対応を最大限行うこと
です!
その3つさえクリアすれば高く売れるのかい?
もちろん、高く売れる家には条件があります。ですが、この3つの方法を実行すれば満足のいく売却ができるはずです。家を売るのはその先の生活のための手段です。家を売った後のことも考えて、満足のいく売却を実現するために、家を高く売る努力が必要なのです。

家を高く売る=満足のいく売却をする

そもそも、家を高く売るとはどういうことでしょう。

不動産は、その需要と供給によって売買価格が決まるために、定価がありません。

なので、高い安いというのはそれぞれの不動産によって異なります。

家が高いか安いかは、住んでいた方の基準と、これから家を買う方の基準では全く異なります。なので、家を高く売るというのは、売り主が満足のいく売却をするということです。
なるほどね。1億円で売れたから高い!とか金額の話じゃないわけだ。
そういうことです。では、満足のいく売却の実現するための3つの方法をご紹介していきます。

家を高く売るコツ①売り出す家の価格を知る

不動産には定価がないという話でしたが、いくらくらいで売れるのかは、調べて予想することができます。

まずは、不動産一括査定サイトを利用して、複数の不動産会社に査定を依頼してみましょう。

一括査定サービスを利用すれば、必要情報の簡単入力で複数の不動産会社に査定見積りを依頼することができます。
そんな便利なサービス、利用するのにどれくらい費用がかかるの?
不動産一括査定は無料で使えるのが特徴です。また、インターネットでいつでもどこでも使えるサービスなので、まず手始めに不動産一括査定サイトにアクセスしてみてください。

複数の不動産会社に査定を依頼するのには、理由があります。

後ほどもふれますが、不動産会社によって扱う不動産の内容が異なるからです。

場合によっては、査定価格の差が何百万円ということもあります。

不動産一括査定サイトを利用して、2社の不動産会社に査定を依頼した結果をご覧ください。

↓査定結果はコチラ↓

A社の査定結果

B社の査定結果

 

幸作のリアクション

そう、まったく同じ家を査定してもらったにもかかわらず、

A社は1862万円、B社は2379万円、

査定価格に500万円以上の差があります!!

1社のみに依頼していたがために、知らず知らずのうちに500万円損をしていたとしたら…。

けっして笑える話ではありません。

そんな事態にならないためにも、不動産一括査定サイトを利用して、複数の不動産会社に査定依頼をするようにしてください。

提携不動産会社数1600社以上!累計利用者数1000万人以上!『イエウール』

イエウール トップ LINE風

 

『イエウール』は2014年から運用を開始した、新興の不動産一括査定サイトです。

その成長スピードはすさまじく、わずか3年あまりで累計利用者数は1000万人を突破、掲載不動産会社数も1600社以上に達するなど一括査定サイトの急先鋒です。

提携不動産会社数が圧倒的に多く、アナタにあった不動産会社を早く見つけることができるでしょう。

不動産一括査定サイトではまず初めに簡易査定(机上査定)で、利用者が入力した情報をもとにした査定価格を取り寄せることができます。そこから、高い査定を提示した業者を選び、次は訪問査定という形でより詳細な査定価格を出してもらうようにしましょう。
なるほど!このサイトを使えば、いちいち一社ずつ調べて依頼してという手間も省けるから便利だね!

その他にも、不動産ポータルサイトで、周辺の物件がいくらで売りに出されているか、相場価格を確認しておくのもいいでしょう。

レインズマーケットインフォメーションというサイトでは、実際に仲介取引で売買された金額を閲覧することができます。エリアや間取りなどから、売りたい家に近い物件が、いくらで売買されたのかを検索できます。実際の売買価格を知れば、家が売れる価格がよりイメージがしやすくなるはずです。

査定価格、相場価格、過去の売買価格がわかれば、自分の家がどれくらいの価格で売れるのか予想がつきます。そこから、不動産会社と相談して、実際に売り出す価格=希望売り出し価格を決定します。
高く売るっていうのは、この希望売り出し価格どおりの売却を目指すってことか!
GOOD!その通りです!なので、まずは売り出す家の価格を知ることから始めましょう。

家を高く売るための不動産一括査定サイトの賢い使い方

家を高く売るコツ②ベストな不動産会社を選ぶ

不動産会社選びは、家を高く売るのにおいて、もっとも重要なポイントです。

ただ、数ある不動産会社から、ベストなパートナーを選ぶというのは骨が折れる作業です。

日本には、約12万の不動産会社があります。選択肢が多いとも言えますが、その中から自分に合った不動産会社を探すのは至難の業です。
12万社すべてを調べるなんて言わないよな?
大丈夫ですよ!ここでも役に立つのが不動案一括査定サイトです。サイトにもよりますが、元より厳選された500~1500社の中から、必要項目で入力した条件に強い不動産会社をピックアップしてくれます。
じゃあ、かなり絞られるね。安心したよ。
あとは、ピックアップされた不動産会社に簡易査定を依頼して、査定額の高かった業者にはさらに訪問査定を依頼しましょう。
簡易査定で一番高い査定額の不動産会社にお願いすればいいんだね!
家島さん、不動産会社は、会社ではなくヒトで選ぶことが大切です。3社程度には、訪問査定を依頼して、こちらは訪問してきた営業担当を査定するつもりでいましょう。
なるほどな!でもどうやって選べばいいんだ?
家を売るパートナーを選ぶ基準は以下の通りです。

 

査定価格に明確な根拠はあるか

不動産会社が、高額な査定価格をつけたからとはいえ、それはあくまでも査定価格です。

査定価格と、実際に売れる価格は違います。

査定価格の根拠があいまいな不動産会社には、気をつけてください。

契約がとりたいだけの悪徳業者の可能性もあります。

 高い金額で釣って、実際にはなんの売却活動もしない囲い込みというやり方です、最終的には自分が連れてきた購入希望者に買ってもらうために、大幅な値下げを提案されることもあります。

売りたい家と同条件、または類似条件の売却実績があるか

不動産会社にはそれぞれ得意と不得意があります。

極端ですが、沖縄での売却が得意な不動産会社に、北海道での売却を頼んでも仕方がありません。

営業担当者には、売りたい家と同じエリアや、同じ条件での売却実績をしっかり確認しておきましょう。

売主と真剣に向き合い、一蓮托生でうごいてくれるのか

もっとも大切なのは、その営業担当が、売り主の不安や悩み、希望を真摯に受け止めて行動してくれるかどうかです。契約が取りたいがために、できもしないことを言ったり、ポジティブな情報だけを伝えてきたりする担当者なら注意してください。
難しいな…。
大手だから、中小だからではなく、この人だったら我が家の売却を任せられる!という方がいる不動産会社を選べばいいのです。
じゃあ、実際に会って決めるのが大切なんだね。
GOOD!そういうことです。

 

高く売るためにおススメの契約方法は専属専任媒介契約

不動産会社が決まれば、媒介(仲介)契約を結びます。

媒介契約には、1社とだけ契約する専任媒介契約と専属専任媒介契約、複数社と契約できる一般媒介契約があります。

家を高く売るためにおススメしたいのは、専属専任媒介契約です。
1社に絞った方がいいってこと?
そういうことです。専属専任媒介契約では、他の不動産会社と契約ができないどころか、自分自身で見つけてきた購入希望者に売却することもできません。しかし、不動産会社は、確実に報酬を得ることができるので、必死な売却活動を期待できます。

不動産会社は不動産仲介手数料で報酬を得ています。

仲介手数料は、物件の売買が成立してはじめて発生する成功報酬です。

一般媒介契約では、どれだけ頑張っても、他社が契約を成立させれば報酬を得ることができません。

専属専任媒介契約であれば、売り主が別口で売却する心配がなくなります。

なので、売却を成立させれば、不動産会社は確実に仲介手数料を手に入れられます。

仲介手数料は、
売却価格×3%+6万円+消費税
を上限に決まります。
高い金額で売った方が、不動産会社の報酬も多いってことか!そりゃ高く売るために頑張るわけだね!
専属専任媒介契約だと、一社としか契約できないので、不動産会社選びがより重要になります。しっかり時間をかけて、ベストパートナーを決めましょう。

家を高く売るコツ③内覧の準備・対応を最大限行う

不動産会社の売却活動が実れば、“実際に物件を見てみたい”という購入希望者から、内覧の希望があります。

内覧とは、家を買いたいと思った人に、家を見学してもらうことを言います。

つまり、売り主が、購入希望者に家のアピールを直接することのできる大きなチャンスです。

このタイミングで一気に価格交渉が入る可能性もありえます。見に来てくれた人に、この家に住みたいと思わせるような工夫が必要ですね。
具体的になにをすればいいのかな?

部屋を片付けてスッキリ見せる

当たり前のことですが、散らかった汚い部屋に案内されても、そこで住みたいとは思いません。

モノが少ないと、実際の間取りよりも広く感じるものです。

できるだけモノは減らしておき、スッキリとした空間を作っておきましょう。

部屋中を換気する

住んでいると気づきにくいのが、部屋の匂いです。

よその家にお邪魔したとき、その家独特の匂いがしたという経験はあると思います。

自分の家は臭くない、と思っていても、内覧に来る方もそう思うとは限りません。

明るい空間で、明るい対応をする

内覧の前には、家中の照明灯を新品に取り換えることをおススメします。

暗い部屋に案内されても、購入する意欲が減ってしまいます。

また、売主自身も明るく対応することが大事です。

お互いの気分を上げるためにも、明るい部屋でお出迎えするようにしましょう。

リフォームは必要なし!手に負えない掃除はハウスクリーニングを!

よく、勘違いされやすいのが、リフォームした方が高く売れるということです。

売る前にリフォームをしたからといっても、その分高く売れるわけではありません。

どうしても修繕が必要な個所は、修繕を行いましょう。

また、自分で掃除ができない部分は、ハウスクリーニング業者にお願いするのも得策です。

水回りやキッチンだけなら、5万円以内で済むこともあります。

結構準備しておくことがあるんだね…。
それに加えて、当日の対応も大切ですからね。買主の立場になって、勉強がてらモデルハウスやモデルルームに見学に行くのもいいと思いますよ。夫婦で対応するなら、奥様が担当するケースが多いようです。
内覧をするなら、その間は別のところに住まなきゃいけないの?
けしてその必要はありません。むしろ、少し生活感が残っているほうが、購入希望者も安心して見学ができるようですよ。だからって、散らかった部屋を見せたりしないでくださいね!
わ、わかってるよ…。
住んでいる人にしか分からないような情報を、しっかり伝えて、好印象を持ってもらえるようにしましょう。

高く売れる家の条件とは?

家を高く売るためには、こんなにも努力が必要だったんだね…。おれの家は、もっとあっさり、高く売れてくれるもんだと思っていたなあ。
たしかに、条件によってはあっさりと高く売れる家は存在します。
どんな家だい?
電車・バスなどの交通インフラが充実している立地条件の良い家は比較的高額で売りやすいですね。また、万人受けするような一般的な間取りの方が人気は高いです。新築から住んで5年以内の物件も高く売れることが多いですね。ただし、だからといって必ず高く売れるかはわかりません。家を売るというのは、売りたい人と買いたい人のマッチングですから。
逆に言えば、需要と供給が一致すれば、どんな家でも高く売れるってことか!
GOOD!なので、家を高く売ることを諦めないでいましょうね。

立地条件の良さ

不動産会社から査定を受ける際、簡易査定で評価される部分は、立地条件が多くを占めています。

例えば、最寄り駅からの近さです。

徒歩5分圏内、10分、15分、バスが必要と、駅から遠ざかるごとに評価も下がる傾向にあります。

また、最寄り駅に特急電車が止まるか、各駅停車しか止まらないのかでも評価が変わります。

マンションの場合、特に高層マンション(タワーマンション)は、売り出す部屋が何階なのか、どちらに向いているのかでも変わってきます。
やっぱり高層階の方が高く売れるの?
そうですね。それに、日当たりのいい南向きの部屋も、高く売れる要因になるでしょうね。

万人受けする間取り

リノベーション住宅や、デザイナーズマンションなどで、特殊な間取りの家も増えています。

しかし、買い手のつきやすさを考えると、一般的な間取りの方の人気が高いです。

築浅物件

新築で購入した家も、住み始めた瞬間から、市場では中古住宅として扱われます。

「品確法(住宅の品質確保の促進に関する法律)」と「公正競争規約(不動産の表示に関する公正競争規約)」によって、新築とは「建物の完成後一年以内で未入居の住宅」と定義されているからです。

築浅物件はどう定義されているんだい?
実は、築浅ってよく使われている言葉ではあるけれど、明確な定義があるわけではないのです。一般的には、建物の完成後5年以内の中古住宅を指して使われていますね。

木造一戸建ての場合、新築時の建物価値を100とするなら、3年で70、10年で50、25年で価値は0になると言われています。

マンションの場合、構造にもよりますが、1年で3%ずつ価値は減っていくと言われます。

どちらにせよ、売却を思い立ったら早めに行動する方が、高く売るためには必要と言えるでしょう。

需要にマッチした売り出し価格

高く売れる家の条件としては、このポイントも見逃せません。

あまりにも相場からかけ離れた価格を設定してしまうと、結果的に満足のいく売却は難しいでしょう。

でも、高く売りたいんだよ?高い売り出し価格で始めた方がよくないかい?
最初にも言いましたけど、家を高く売るというのは、売り主が満足のいく売却をするということです。需要とかけ離れた売り出し価格でスタートすると、なかなか買い手がつかないですし、値段を下げたころには“売れ残った物件”のレッテルを張られてしまうこともあります。そうなると、相場価格よりも値を下げないと売りにくいですし、売れたとしても満足のいく売却とは言えないですよね。
そう言われると、おっしゃる通りです…。

なぜ、家を高く売る必要があるの?

家を高く売るとは、つまり売主が満足のいく売却をすることだと繰り返しました。

では、満足するためには、なぜ家を高く売る必要があるのでしょう。

家島さんは、今回、何のために家を売るのでしたっけ?
え…、今の家じゃ家族で暮らすのに狭いから、新しく今より広い家に住み替えるため?
そうですよね。家を売りたいから、家を売るわけではないですよね。
そう言われると、みんなそりゃあそうじゃないかな?
その通りです。住み替えが理由なら新しい家を買うため、離婚が理由なら財産分与のため、相続が理由なら遺産を分けるため…。理由によって様々ですが、家を売ったらそれでお終いではないはずです。
たしかに、家を売った後の生活を考えると、より高く売れてくれた方が安心できるよな。売却理由が明確になると、よりいっそう、高く売らなきゃなって思えてきたよ!
それはよかったです!それに、家を売るのにはそれなりにお金もかかりますからね。売ったお金がすべて費用に消えた、なんてことのないようにしましょう。

家を売るのにはお金がかかる

家を売るのには、かかるお金もそれなりにあります。

不動産会社への仲介手数料、売買契約書に貼る印紙税、住宅ローンの完済と抵当権抹消登記費用などです。

特に、住宅ローンは家を引き渡すまでに完済をしなければなりません。家の売却金額で全てを返済できるのが理想です。
もしできなかったら?
貯金など手持ち資産を、不足分にあてることになります。それでもローンが残る場合には、別のローンを組んだりする必要が出てきます。
そうならないように、高く売る必要があるんだね。
GOOD!基本的にはローン残債を、銀行など借り入れた金融機関にすべて返済して、家についた抵当権を外さなければ、家を売ることはできません。抵当権があると、返済が滞ったときに競売にかけられる可能性があるからです。
そんな家誰も買いたくないし、銀行もそのまま売ることを許さないってことか…。
そういうことです。

 

家を売ったのはいいけれど、その後の生活に支障が出るようなことでは、後悔が残ります。

家を売って、その先の生活を満足のいくものにする、そのために家を高く売る必要があるのです。

もうひとつの家を売る方法

家を売る方法は、不動産会社に仲介してもらうだけではありません。

不動産会社に買い取ってもらうという方法もあります。

ただし、買取価格は、仲介の売却価格の60~70%程度になると思っておいてください。
そんなに違うの?
不動産会社は、買い取った家をリフォームやリノベーションをして売り出すことで利益が入ります。買い取っただけではなんの利益もないので、買取価格はどうしても安くなってしまうのです。
どうしても早く売りたい人の最後の手段か。
不動産会社の中には、買取保証制度をとっている業者もあります。あらかじめ決めておいた売却期間で売り切ることができなければ、買取ですぐに売ってしまうというのも一つの方法ですね。
ただし、高く売ることはできないってことだよな…。
そうですね。希望の価格で売ることが売主の満足であるのなら、買取ではなく仲介で売るための努力をするべきです。

家を高く売るために、まずは複数の不動産会社に査定依頼を!

ほんとうにおれの家は売れるのかなって思っていたけど、新しい生活のためにも、高く売るための努力をして、満足のいく売却にしたいって思えてきたよ!
GOOD!売主の努力次第で、家が高く売れるチャンスは必ず増やせます!まずは不動産一括査定サイトで、売り出す家がいくらで売れるのか、複数の不動産会社に査定依頼をしましょう。

家売る幸作のアドバイザー、三軒茶屋久美がおススメする不動産一括査定サイトは

1600社以上と提携、3年で累計利用者数1000万人を突破した『イエウール』

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よし!家を高く売るために、まずはここから始めよう!
その意気です!